ちょっと失礼 交通安全べからず集
今回発掘するのは、昭和44年5月号の「ちょっと失礼 交通安全べからず集」です。
当時市内では、交通事故が毎日8~9件発生し、無理な追い越しや前方不注意、 スピード違反、酒酔い運転などによる事故がますます増えていると伝えています。
春の全国交通安全運動にあわせ、今一度ハンドルを握る責任をよく考えて運転しましょうと、 交通安全に対する意識を啓発しました。
車いす利用者の「つり大会」
からだの不自由な人たちのレクリェーションにとして初の「つり大会」が行われました!
「愉快な一日をとじました」と紙面にあるように、大盛り上がりの楽しい一日になったようです。
車いすでつりをする姿がかっこいいですね!
ビニールハウスから響く楽器の音~♪
ビニールハウスのなかで楽器練習をするのは、 農家仲間で結成されたバンド「ゴールデン・ファーマーズ」。
週2回の練習で腕を磨き、 成人式などで日ごろの成果を披露していたそうです。
「このおかげで百姓も楽しくなったのですよ」という語るメンバー。 バンド活動が農業にも良い影響を与えているってステキですね♪
ボク運転手、パパ野球!!
12月号の表紙に「出水口公園」の様子が載っていました。 この頃、新しい遊戯施設として「汽車」と「ラクダ」などが出来たとあります。
Googleマップで現在の様子を確認してみたら、 同じような遊具が残っているようだったので、 実際に見にいってきました。
現在の「出水口公園」には、 当時とそっくりの「汽車」と「ラクダ」が! 早朝だったので、子供たちが遊んでいる姿は見られませんでしたが、 野球をするために人がどんどん集まっていました。
当時と同じような光景が、今でも繰り返されているのかもしれませんね。
お手柄!愛犬「マル」が火事を知らせる!!!
ある日の明け方、普段はおとなしい飼い犬の「マル」がけたたましく吠え、 その鳴き声で目を覚ました一家が、火災を発見し消防機関に通報しました。
発見が早かったため、近くの建物をこがす程度で済んだようです。
それを聞いた消防本部は、防火協力“者”として「マル」を表彰し、りっぱな首輪をプレゼントすることにしたそうです。
普段はおとなしい「マル」の必死の行動が、火事の被害を軽減させたんですね!
奈良県の橿原市が姉妹都市になりました!!
昭和41年3月号では、橿原市で行われた姉妹都市の盟約式の様子を紹介していました。
前夜祭ではパレードが開かれ、3組のシャンシャン馬がはるばる宮崎から駆け付けたそうです。
宮崎市に保管されている姉妹都市の盟約書には「姉」の文字が!
ホタルを守る。川を守る。
ホタルが舞う景色って幻想的で綺麗ですよね。 一度見てその虜になってしまった人も少なくないはず。
宮崎県内では、「鑑賞スポット」として周知されている場所以外に、 ご近所の小川付近などでもホタルを見ることができます。 その環境を、実は、誰かが守り続けているって意識したことがあるでしょうか?
「宮崎市ほたる保存会」は、河川の美化活動を行ったり、 ホタルの生態を伝えて興味を持ってもらうことで、 ホタルの住む環境を守っていました!
長嶋茂雄氏が名誉市民に!
「ミスタージャイアンツ」長嶋茂雄さんが宮崎市の名誉市民に!! 66歳の誕生日だった2月2 0日に推戴(すいたい)式を行いました。
2016年2月号では、長嶋さんと親交の深い「釜あげうどん 重乃井」の伊豫展子さ んの話で当時を振り返ります。
国内最大の木槨が発見されました!
あんたも踊ってみならんな!
あいさつ通りをつくりました
子供会総会で「僕たちはあいさつをするのに、大人たちはしてくれない」
という声が上がったのをきっかけに、大塚台の通り約800メートルに
「あいさつ通り」が設けられました。
大人も子供も積極的に元気にあいさつをすることを願って設けられた通りです。
市民の声が形になるって素敵ですね♪
約30年前の市民が描く、21世紀の宮崎って!?
1月号の特集には、初夢として21世紀の宮崎が、
イラストで大きく描かれています。
当時は「夢に描いていた」21世紀が、
今はもう現実となっているんですね。
東京―宮崎 空の便が開通!!
8月号には、7月1日に東京―宮崎の直行便の開通を記念して、2泊3日で東京に招待された6人の中学生の感想が紹介されていました。
全員はじめての飛行機でしたが、 「飛行機の乗り心地は?」という質問に対して、「ネオンの夜景はきれい」「キーンという音が耳ざわり」「思ったより快適」という感想があがっていたので、気持ちには意外と余裕があったのかもしれないですね。
東京に行って6人は、何を感じたのでしょうか。
大公開! 市庁舎の歴史
12月号の表紙は、現在の市庁舎が完成した当時の写真です。
新庁舎への引っ越しには、大変な苦労があったんだとか。
歴代の3つの庁舎も紹介しています。
エプロン姿でレクリェーション!
レクリェーションのバレーボールの様子は
「もんぺ」に「エプロン」姿。
家事の途中で家から出てきたように見えますが、
当時は、これが動きやすい格好だったんですね。
双石山はいい山だ
「双石山はいい山だ」直球のタイトルから始まる記事には、
山の魅力がたくさん詰まっていました。
「まず何よりも、近くて安くて行けるのがいい。」
ホント何よりです。
天然記念物に指定される(※1)雄大な自然が残る景色は、記事の中で「幽幻的」といわれています。
気になる表現です。
2014年9月号の「みやざき再発見」コーナーでは、
双石山を動画付きで紹介しています。「幽幻的」な雰囲気が感じられるでしょうか。
実際に行ってみたくなりますよね。
(※1:指定されたのは昭和44年8月)
あなたのS・O・Sを待つ ずらり並んだ電話ですが…
11月号の写真に写っているのは、消防署の指令室に並んだ14個もの電話。
当時はここにかかってくる緊急通報に対応するだけでなく、
電話の録音や署員への指令などもたった1人で行っていたそうです。
すごい電話の数ですね。
現在は指令台5台を駆使!
発信者の位置が自動でパソコン画面に表示されるシステムのおかげで、
迅速に位置が特定できます。
表札がない割合が45%!配達員たちが困り果てています。
8月号の記事に、「郵便局の配達員がいまいちばん困っているのは、各戸に表札がないこと」
という記載がありました。当時の各戸に表札がない割合はなんと45%!
お隣にだれが住んでいるのかわからないことも少なく無く、
郵便物を届けるのが大変だったようです。
「宮崎かぼちゃ」と「いもがらぼくと」
「動く公民館“みどり号”」って?
今月発掘するのは、昭和31年10月号の「動く公民館“みどり号”」です。 当時、公民館の数や設備が十分でなかったことから動く公民館「みどり号」の運営がスタート。
バスの中で図書の貸し出しや料理講習、夜には映画館として上映会が行われて いました。少しずつ形を変えながら、現在は移動図書館車として宮崎市内を走る “みどり号”。
2015年10月号では「みどり号」に乗車して各地を巡回している、宮崎市立図書館の竹井智美さんに話を聞きました。
紙くず売ってプール建設!
12月号には、プール建設に向けて潮見小学校のPTAのみなさんが行っていた活動が紹介されていました。 紙くずなどを回収・売却し、その利益をプール建設費に役立たせていたそうです。
回収した膨大な「紙くず」を目の前にすると、いろいろと考えるところがありそうですね。
市役所前の噴水の運転でおねがい
6月号の「市民の声」では、こんなお願いを取り上げていました。
お願い -------------------------------------------------------
市役所前の噴水のそばを通る際に何回か冷たい水を浴びました。
噴水の運転は時季や風向きを考えてください。
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回答には、もともと風速3m以上で噴水の水が止まるようにしていたところを、 このお願いがきっかけで、2.2mに変更したとありました。市民のささやかな声が ちゃんと届いていることに、うれしさを感じました。
回答の最後に添えられている「お願い」は、当時のささやかな嘆きでもあるのでしょうか。
木花のガラス温室団地から初出荷!!
5月号で木花のガラス温室団地の紹介をしていました。若い園芸農家6人による取り組みで、当時の平均年齢はなんと27歳!
8月号には温室で育てたメロンの初出荷の記事が載っていました。取り組みの経過を見ることができる、貴重な資料ですね。
「木花相撲踊り」って?
豊作を願って十五夜の綱引き!
「大淀川イカダ下り」って?
30年間市民に愛され続け、アイデアを凝らしたさまざまなイカダが大淀川を下って見物客を沸かせた、「夏の大淀川イカダ下り大会」。
企画・運営にボランティアとして参加した、当時の大会会長に話を聞きました。
卒業記念に“ネッシー”制作
古城小学校の卒業生19人が、卒業記念に遊具施設として「ネッシー」を制作し母校に贈りました。
古タイヤと鉄骨でできた「古城小のニューネッシー」。質感は意外とリアルだったかもしれないですね。
「鶴島水泳場」って?
青島の「大温室」が開園!
約1,000種類の植物が植えられた「熱帯植物観賞大温室」の開園は昭和42年だったんですね。 なかには、シンガポール植物園などから贈られた珍しい熱帯植物もあり、 待望の開館だったようです♪
最近、「歴史ある大温室、見納めです!(無料開放中)」という記事を 発見して驚いたのですが、一度閉園して、また新しい「新大温室」に立て替え られるんですね。完成が楽しみだ♪
自分の「血液型」を知らない人が多かった!?
青島地区公民館では、9月25日・29日の2日間で無料の血液検査が実施されています。
記事に「血液型の判定を」や 「“血液型知ろう”運動」の 記載があることから、自分や家族の血液型を知らない人が少なからずいたことが分かります。
今では「知っていること」が当たり前のようになっていますが、 いろいろな呼びかけや運動のおかげで今に至ることが改めてわかりました。
東京オリンピックの聖火リレー 始まりは宮崎!
昭和39年の大きな出来事といえば、何と いっても「東京オリンピック」の開催です。
聖火リレーのスタート地点は全国でも 4か所しかありませんでした。そのうち 1か所が宮崎だったことはご存知でした でしたか?
昭和39年8月号に、その「 宮崎市のリレーコース」が掲載されていました!貴重な記 録ですね。
「腰のばし体操」って?
6月号に掲載された「 腰のばし体操」。「ちょっとの用事でも車の時代、それにツユ にとじこめられ運動不足になりがちなこの ごろ」という記事は、現代にも通じます。
当時の記事で職員が挑戦したこの体操に、 現在の文化スポーツ課の職員が、実際に 挑戦してみました!
「赤痢」への対策はさまざまです